sonapakhi ショナパキ

映画の記録と、日々の記録です。

2020年1月11日(土)「KANGEKI 間隙」vol.3

「KANGEKI 間隙」vol.3■上映作品:『Documentation of Hysteresis』『美整物』『井戸を掘る(仮)』■開催日時:2020年1月11日(土)18:40開場|19:00開映(21:00終了予定)■ゲスト:ヒスロム、青柳拓 ヒスロムと青柳監督がトークにいらしていたのだけれど、…

実家にて

2020年の年が明けた真夜中、新年新しいことをしたいと思い立ちNetflixに加入する。ドキュメンタリー映画を探してみようと思ったのに、気が付いたら『全裸監督』を血眼で全話見切ってしまい、物語に飲み込まれる恐ろしさを感じる。気が付けば早朝になっていた…

2020年、こちらのブログ復活しようと思いました。

2020年明けましておめでとうございます。たくさんの方にお世話になって、生き延びることができたと確信しています。まずは本当にありがとうございます、本当に。自発的捨て猫みたいになっていた私を半年間拾ってくれた友人に、まずはありがとうを伝えたい。…

夜の浅草

7月の三連休、数年ぶりに高校の友人と会い、東京観光をしました。 久々のお喋りに花が咲き、夜は居酒屋で管を巻き、洒落たモーニングを食べ、またねと別れました。 私たちは働けば働くほど、強くなっていくね。 心が何より強くなる。と、仕事の話を沢山しま…

世界に抱擁されている感覚

光と影の調和した午後だった。忘備録として連ねておく。 午前、早起き。有楽町で映画を観て、午後は本郷三丁目に向かう。朝はそれなりの土砂降りで、カメラが濡れてしまわないように歩いたからリュックが濡れてしまった。肌寒い11月、ポートレート撮影をする…

女たちの夜

夜な夜な繰り返させる、帰宅後のガールズトーク。本当にくだらないおしゃべりの集積。 ただしどこか祈りに似ている。 今日思ったこと、とりとめもないこと、好きな人の話、だれがかっこいいとか、とりあえず飲もうとか。浮かんでは消えるおしゃべりを、私た…

ドキュメンタリー映画が好きな理由

メモとして、まったくの主観を今から書くだけ。 どうしてドキュメンタリー映画が好きかということ。 ドキュメンタリー番組ではなく、ドキュメンタリー映画。 もちろん、番組には番組の良さがあって、大好きだ。 いまから書くのは映画に関すること。 私は様々…

街を歩く、映画を観る、話す

その街にはその街の、顔がある。 下北沢トリウッドに映画を観にいった。早くに到着したから、街を散策する時間があった。 休みの日の下北沢は若い人と観光客でにぎわっていて、ガールズバーのお姉さんや強面のお兄さんが客引きをしていた。 映画館に向かう途…

服/バングラデシュ/労働

同居人は衣装作家だ。 フリーランスとして舞台の衣装を作っている。息を吸うように手を動かし、時々お茶を淹れて休憩を挟み、再び作業場へ戻る。私はいつもコタツに入りパソコンで作業。彼女は音楽が好きで口笛や鼻歌を交えながら手を動かし続けるのだ。 (…

バングラデシュの友達と、ダリ展に行った。

半年ぶりにお互いのフィーリングと予定があって、先日、東京の大学の修士課程で研究しているバングラデシュ人の友達と会った。 共通の知人からバングラデシュの土産を預かってきていて、それを渡そうとしていたが、渡しそびれて半年以上経ってしまっていた。…

マフラーにした「赤い手ぬぐい」の質感が分からない

かぐや姫の『神田川』を力技でベンガル語と英語に翻訳してみたお話。 ベンガル人に、日本語の歌を聞いてもらったらどんな反応するかな~というのが目的です。 好奇心と翻訳へのアマチュア的情熱から、日本語の特徴のあるポピュラーソングを翻訳している。 ベ…

結論:卵は食べた方が良い、絶対的に

卵は完全食と言われる所以が分かった。 卵を1日2〜3個食べ始めてから、体の調子が良くなった気がするし、肌ツヤも整ってきた。 お母さんの時代は恐らく、栄養学では卵=コレステロールと教えられたのかな。なので私はお母さんの言ったことが歪曲されて頭の中…

生きるための自炊術

諸事情から、アルバイトで稼いだお金には手を付けないような節約生活を今年は送っている。大学生活が始まった当初は苦労して稼いだアルバイトのお金を使わずして何になるという精神論で、口座に振り込まれるお金は靴やカメラや鞄や旅費に消えていった。それ…

白いシャロワル・カミズを着た彼女

今年の2月の後半、バングラデシュを旅行した。一切旅の日記みたいなものをつけていなかった訳だが、なぜかふと、出会った一人の女性のについて書きたくなった。 旅行中の大概の時間は、最高学府といわれるダッカ大学の広大な敷地の中にいたので、バングラデ…

奥さん

人間は、脆い。一人では生きていけない。他者の存在がなければ、生命を持続させることすらも出来ない。そして誰にでも死が訪れるように、皆が有限の存在である。 私は有限の命を燃やしながら、限りなく誰かを好きになりながら生きていく。誰かとは生きている…

生まれた町のこと

18年育った町を離れて4年経つ。小さい頃はあれほど大きく思えたショッピングモールは少し色あせてしまい、更地が目立つようになった。公園は人手がつかないのか、枯れた草が生えっぱなしになっている。 小学生の頃は体が小さいからか、私の町のことを、もの…

通り過ぎていくもの、いかないもの

自分の人生を、通り過ぎていくものといかないものがある。通り過ぎていくものは、人でもあるし物でもある。通り過ぎていってほしくなかったものが、不運にも通り過ぎていく場合もあれば、望まないのに居座ってしまうものもある。 行き来する通路をふさいでし…